大前提として、地元から祭りに誘われていたら、そちらに応募し参加するのを最優先するのが順当で賢いやり方です。
お祭りというのは、その地域住民・神社の氏子・お寺の檀家さんのためにあるからです。
もし、地域の自治会や子ども会や神社の掲示板に、例えばこのような募集告知
がありましたら、それに応募してみましょう。
全国的にかなり有名な祭りであっても、地元在住者であれば丹念に探すとこういった掲示が見つかることがよくあります。
それでも何らかの事情で、地元の祭りに参加したくてもできないということは往々にしてあります。例えば、
・転勤族などで、元々そこの地元民ではないので参加資格がない
・対象年齢や性別から外れてる(さきのお囃子練習会は中3まで)
・普段の学業や仕事が忙しすぎて祭りの寄合や準備に参加したくてもできない
・現在の祭りの役員が小学校時代のいじめっ子だった
など、挙げたらきりがないです。
私も、元住んでいた地元の地車保存会にようやく入れてもらえたのは、お祭り評論家としてテレビなどにも出演しだした45歳頃になってからです。通常だと、小学生のうちからお囃子練習会を通じて入って行くものらしいですが。
でも、あきらめるのはまだ早い。
地元にこだわらなければ、祭りに参加する方法はあります。
今日から2回にわけてご紹介します。
まずは入門編。
観光客でも誰でも参加可能な祭りに行く
そんな祭りがあるのかと言われそうですが、あります。
全国的に有名な、参加できるお祭りといえば、
・青森ねぶた
・阿波おどり(徳島)
・大規模な盆踊り(郡上おどり、東京日比谷公園大盆踊り大会など)
・岡山西大寺会陽など、裸祭り(ただし男子のみ)
などがあります。
例えば青森ねぶたの場合、決められた衣装を着れば観光客でも誰でも参加可能です。その衣装は、1日4000円ほどでレンタルも可能です。
※2022年の青森ねぶたは開催予定ですが一般飛び入り参加が可能かどうか、未定です。公式の発表をお待ちください。
徳島の阿波おどりの場合、にわか連という飛び入り参加専用連があって、決められた時間に集合場所に集まれば飛び入りできるというシステムができあがっています。(※コロナ直前に阿波おどりの運営団体が大幅に変わったため、今後については不透明なところがあります。最新の情報を各自でご確認ください)
こうした観光客を受け入れてくださっているお祭り、お祭りの入門編としては最適だと思います。
さらにステップアップしたくなった場合は、どんな方法があるか。
次回のブログで書いてみます。
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