毎月のお祭りメルマガ、巻末にはいつも「編集後記」を載せている。
最近はまぐまぐもバックナンバーを公開できなくなったので、今回、編集後記から、３月の祭りがどれだけ中止になったのか、通常開催の予定されている祭りはあるのかどうか、書いてみたのでブログ記事でもチラ見せすることにします。
◎
３月も調べてみると中止や神事のみ・一般非公開の祭りが多い感触なので、数えてみると、
中止 11
神事のみ 6
一部行事のみ・規模縮小開催 6
一般非公開 4
通常通り開催予定 2
3月7日まで一部地域では緊急事態宣言発令ということもあり、やはりまだ祭りを通常通り開催するのは難しいということでしょうか。
「神事のみ開催」もまだ多く、我々一般の人が祭りに触れるのはまだまだ遠い印象があります。
（注：神事のみ開催とある場合、多くは拝殿で神職と氏子総代・祭礼委員長など、関係者のみが御祈祷とお祓いをうける。感染症対策のため、一般の人は立ち入り禁止で、神事には近づけないことが多い）
「神事は挙行されるのだから、中止と公式に言って欲しくない」
という声はあれど、関係者以外の一般の人たちが祭りに近づけないことには変わりないし、観光のために祭りがあるわけではないとは分かっていても、旅館業やお土産物屋さんや交通機関など、観光に関わっている人には深刻な経済的問題があります。
もちろん、感染症の蔓延しないこと・安全が最優先ではありますが。
観光客が多すぎて昔のあり方からかけ離れたものになってきた祭りは、半強制的に「地元の人だけでささやかに行われた祭り」が復活したのではないでしょうか。
ただ、２年連続で中止になった祭りも増えてきています。
将来的に祭りの復活や継承が困難になる可能性が出てくるので、これも考えておかなければならない問題となるでしょう。
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