祭りのない日々では、過去にSNSで投稿した内容などが掘り起こされて、ネタになったりします。今日も、そんなシリーズから。
乗り換え困難駅。
途中で迷う人が続出するという、罠というか都会のダンジョンとか呼ばれる存在。いくつかのパターンがあるという。
1.とにかくデカいターミナル(選択肢が多い)
東京、大阪(梅田)、なんば、新宿、渋谷、名古屋、池袋、横浜など
構内図・路線図・方角の感覚、全てを頭に入れて臨まないと、スマホのマップや乗換アプリがあっても、ダンジョンは攻略できない。
デカい駅だから、とにかく乗換距離が長くなりがち。
有名な例だと、
東京駅の横須賀線地下ホーム<>京葉線地下ホーム
上野駅の山手線・京浜東北線<>新幹線地下ホーム
阪急梅田<>JR北新地
阪急梅田<>地下鉄西梅田
天王寺の谷町線<>御堂筋線、本町の中央線<>四つ橋線なども、地味に歩く距離が長くて、すごく面倒くさい。
2.地下をぐるぐる廻らされる(途中で方向感覚喪失)
東京の地下鉄やJR・私鉄地下ホームなどでよく見られるヤツ。
国会図書館の帰りに乗った永田町(赤坂見附)で、90度ではなく45度とか60度回転で曲がらされたりすると、途中で西行ってるのか東行ってるのか分からなくなるのが怖い。
あそこはまだ案内看板があるだけマシだけど、地下だから不安になる。
3.違う駅名だけど実は乗換駅というパターン
こちらは大阪でよく見られるパターンだが、東京も油断ならない。
有名なのが、
大阪駅と梅田駅(と西梅田・東梅田・北新地)
天王寺と(近鉄)大阪阿部野橋
大阪上本町と谷町九丁目
(阪神)野田と(地下鉄)野田阪神と(JR)海老江
東京では、メトロを中心にこの手のパターンがけっこうあるのでやっかいです。
東日本橋と馬喰横山(と馬喰町)
新御茶ノ水と小川町と淡路町
のようなケース。
東京駅と大手町・二重橋なんかは、一応地下鉄で乗って行けるけど、歩いて乗換ができるパターンでもある。
うっかり知らないと、
「溜池山王から国会議事堂前まで、どの線に乗ったらいいのですか?」
なんて聞いたりすることもあります。これ、乗換アプリでも出てきませんからね(答えは、地下乗換通路を歩く)。
番外編で「同じ駅名だけど実は乗換駅ではないというパターン」
例えば、(阪神)野田<>(JR環状線)野田。
一駅分くらい歩きます。
今は京阪が駅名を変えたが、京都の「四条駅」。
地下鉄四条から京阪の四条(現:祇園四条)へ乗り換えようとして迷ったお友達がいました。
実際には一駅分歩く必要があるんですよね。
以下のツイート、足柄駅のJR御殿場線<>小田急線は、完全にネタ(笑)
関東三大クソ乗り換え
1.武蔵小杉駅横須賀線と南武線
10分は当たり前。これでも開業当初より短くなったんです2.東京駅横須賀線と京葉線
乗り換え時間は15分!迷えば死3.足柄駅御殿場線と小田急線
人はこれを乗換と言わない pic.twitter.com/2B9coyQbOC— 柊 (@hiiragi_chihya) July 3, 2016
4.改札外乗換
東京メトロでよく見られるパターン。
上野駅の銀座線<>日比谷線のように、いったん改札を出て外の通路を歩き、再度改札をくぐって乗り換えるというもので、乗換難易度が一気に上がる。
東京メトロの場合、30分以内に改札をくぐらないと「乗換と見なされない」で、再度初乗り運賃を取られるというトラップがある。なので、少し迷うと間に合わないケースもあるかもしれない。
大阪の地下鉄でも1カ所ある。こちらも30分以内規制があるので注意。
西梅田<>梅田<>東梅田
5.一旦地上に出て、案内標識のない公道を地図頼りに歩く必要あり
実は以前迷ったのが、このパターン。
蔵前駅(都営浅草線<>都営大江戸線)
地下連絡通路がなく、改札を出て、地上へいったん出て、案内看板がなかなかない普通の道を歩くはめになるという、なかなか初見殺しなパターン。地上出口に出たときにどっち向きに歩いたらいいのか分からないというのが致命的。
地下ではないので、スマホのGoogle Mapで方向を追えるのが、まだマシかも。
で、大阪以外の人にとって難易度が高そうなのは、地下のままでも行けるけど、一旦改札を出る(改札外乗換)+長距離歩く+地下をぐるぐる廻る、の合わせ技、
地下鉄西梅田<>東梅田
かもしれません。
調べていたら、乗換が難しい駅ランキングなるものもあるのですね。
https://ranking.goo.ne.jp/column/5789/
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