好きなことが見つからないなら、どうするか?

昨日から始めることにした「好きを仕事にするノウハウを大公開シリーズ」。

第1回目は、「好きなことが見つからないけど、何を選べばいいのか?」という疑問にお答えしようと思います。

どうしても好きなことが見つからない場合、「好きなことを探して放浪の旅に出る」というのも1つの手ですが、下手をしたら見つかる前に人生が終わってしまいます(笑)。

私の学生時代みたいに、片っ端からいろんなバイトをしまくるというのもアリですが、バイトと生業とでは、レベルがまったく違うので、今思えば全く参考にならなかったです。
強いて言えば、大学3年のときに公害分析技師のバイトをしたことがあるのですが、どんくさくて全く使い物にならなかったです。今思えばそこでコンピューター系の学科への転科を行えば良かったのでしょうけどね。

なので、好きなことが見つからないときのおすすめは、「嫌いではない、かつ得意なこと」を見つけて仕事にすることです。

得意なことで上司やお客さんに喜んでもらえることで、稼げるようになったり感謝の言葉をもらえるようになれば、その仕事が好きになる可能性は高いといえます。仮に、その仕事が嫌いになったり、思っていた以上に向いてないことが分かったら、さっさと転職・転向したらいいのです。

好きなこと - 得意なことのマトリックスを図にしてみました。

好きで得意なことは文句なしにおすすめですが、そうでない場合は上図の青色部分の領域が個人的にはおすすめです。

要注意なのが、上図の黄色部分「好きだけど苦手なこと」。
これは単純に技術と経験が不足しているだけか、自信がないからという理由が大きいですが、ある程度の経験を積んでもなおかつ苦手意識が払拭できないときは、自分への要求が高くなりすぎてないか、そうでなければ他の好きなことか、得意なこと・適性の高いことで仕事をするほうがいいかと思います。

あるいは、「どうしてもやりたくないこと」をあえて見つけて、それを避けるという考え方もあります。
「年収100億円もらったとしてもやりたくない仕事は何か?」という質問を投げかけてみると、案外クリアになるかもしれません。

※これが「年収1億」だと、一流のプロスポーツ選手・政治家・企業経営者・ファンドマネージャーみたいに、「年収1億だと単純に安いからイヤだ」と言われることがあるからです。

最後に、単純に「仕事の種類を知らないから好きなことが見つからない」という理由かもしれません。

そんなとき、仕事の一覧を見るのが参考になるはずです。そんな本を紹介します。

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