- 2020-2-15
- 着物・浴衣
今日は、大阪上本町にある「ちんどん通信社」さんの、ちんどんマニアックサロン。
通常は街角で偶然に出会うしかないちんどん屋さんのパフォーマンスが、お芝居やライブを見に行く感覚で鑑賞できる貴重な機会。
ちんどん囃子にのせて歌う青木美香子さんがとっても素敵。
今日のテーマは、~路上のチンドン屋さん、寒さの凌ぐ方法について~
いわば、「ちんどん屋さんの、着物での寒さ対策」。
寒い屋外で着物を着る場合、防寒着には羽織・道行・角袖・インヴァネスコートなどが主に用いられますが、ちんどん屋さんの演奏をするときに、そういった防寒着を着てやるわけにはいかない。
ちなみに、インヴァネスコートって、こういうやつ。「とんび」という別名もあります。おもに男の着物で使用されます。
結論からいうと、「着物の中に着込む」「使い捨てカイロを仕込む」しかないわけでした。
はいからさんみたいにブーツ履くことができたら、足下の冷え具合はかなりマシにはなるでしょうけど、そういうテーマの衣装でないと使えないし。
では、着物の中に、どんなものを着込むか。
ウールの半襦袢とか、
ウールの裾よけとか、
腹巻きとか、
レッグウォーマーとか、
なかでもきわめつけは、釣りによく使われる「つなぎ」を着ることもあるとか。この写真で紹介されていたつなぎ、着物の下に着てもクビ元から見えないし、小も大も、脱がずにファスナーを外すだけでトイレができて便利。
ちなみに私の場合、着物の下に着る防寒着は、
木綿の着物(つまり、重ね着)
浴衣
長股引
ユニクロの黒いチノパン
などをよく用いてます。
ユニクロの黒いチノパンって、こういう用途のときは、お祭りによく用いられる長股引のかわりになってくれて便利です。
持っていたら、長股引のほうが着物によくなじんでいいと思います。紐で結ぶ式なので、洋服のチノパンやジーンズみたいにベルトで着物を傷めないのもいいです。
長股引は、こんな感じ。今はこんなものもアマゾンで売ってるのですね。
書生さん風にするなら、スタンドカラーシャツを着るというのもおしゃれかも。
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