今日から10月、年度の折り返しになる1日。ある意味お正月が来たような感覚すら覚える日。
今日は大阪で唯一、神社境内でのにごり酒製造免許をもつという東大阪市の善根寺春日神社で今朝、伝統の御神酒造り神事が行われたので、見学に行きました。
日本での神様の基本は、春にお米の豊作を祈り、秋に収穫を感謝し祝うことにあります。春には御田植祭、秋には取れたお米を神前に供える祭りが行われます。
今は酒造免許の国家管理が厳しくなったので難しくなりましたが、かつては収穫されたお米でお酒をつくって神前にお供えすることもよく行われていました。その伝統がここ善根寺春日神社では守られているわけです。
アルコールは神様に通じる不思議な力があるとされているようです。
普段は固く閉ざされている酒蔵が年に一度扉を開く日
まずは酒米を蒸します。
餅つきの最初の行程に似てますね。
蒸したお米に酵母をまぜて、うちわであおいで冷まします。
ざるに酒米をとり、酒樽に投入、わき水を入れたら、よくかき混ぜます。
当日は市の広報や、JCOMのカメラが取材に来てました。
完成したどぶろくは、10月15日(毎年同日)還暦を迎えた宮座を祝う神事にて奉納されたあと、参拝者にふるまわれます。
また一部は、1月1日深夜の「初詣」のときに瓶詰めされたどぶろくが授与(販売)されます。
御神酒造り神事の詳しいことなど、神社敬神会のホームページに載っていますので、チェックしてみてください。
この日は、だんじり庫のシャッターも開けられていました。
デカイ!!
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