全国の祭りが一同に会するイベントがあります。
定期開催ものでは、東京ドームで開かれる『ふるさと祭り東京』のほか、10月の『伊勢おおまつり』、年に一度全国を巡回する『祭り in どこどこ』などが代表例としてあげられます。
他にも過去には、祭り博三重などのように1回限りの単発イベントで開催された例もあります。2017年に行った『食博大阪』も、全国から祭りが集結したので、この手のイベントに入ります。
今回は、こうしたイベントの楽しみ方。
1.集まる祭りと、そのスケジュール・開催場所をチェック
事前にイベント公式のホームページで出場する祭りとその時間をチェックしましょう。
何時から何時まではどこどこ祭り、のように、多くの祭りが時間を区切って交代で登場します。自分が見たい・体験したい祭りがあったらそれをチェックし、そこから行動予定を決めていくといいでしょう。
2.グルメブースや、関連イベントの場所と時間をチェック
気になる食べ物・飲み物があったら場所をチェックし、1.でチェックした祭りの合間に買いにいきます。お茶会や展示会・講演会など、祭り以外の関連イベントもチェックしておくと完璧です。
時間限定で売りに出される商品や、早々に売り切れが予想される食べ物は、祭りのスケジュールに優先して行動計画をたてましょう(笑)。
3.チケットは、前売りかプレイガイドか金券ショップかで事前に買っておく
特に土日祝日や朝一番だと、当日券窓口が長蛇の列になることがあります。
障害者割引や旅行会社発行の当日引換券など、当日券窓口でないと扱っていない券種でないかぎり、プレイガイドやコンビニなどで事前にチケットを買っていくのが賢いです。
今回の『ふるさと祭り東京』では、JR水道橋駅付近にチケットショップがあり、安い上に混み合わないので二重にお得です。
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別件で東京出張があり、午後一に打ち合わせのあと、15時頃から時間があいたので東京ドームで開かれる『ふるさと祭り東京』にいくことに。
翌日のセミナーで話すネタがあれば儲けものかなと。
スケジュールをチェックし、当日出展予定のイベントから、15時以降に行われる秋田竿燈、青森ねぶた、そして「踊らナイト」というスペシャル企画で郡上おどり、仙台すずめ踊りを見ていくことに。
西馬音内の盆踊りも見たかったが、時間帯があわず残念!
ハネト衣裳を着て郡上おどりの「春駒」を踊るのを見るのはけっこうシュール!
逆に、郡上おどりの浴衣を着てねぶた囃子にのせて跳ねてたり(笑)
『ふるさと祭り東京』というイベント、祭り集結イベントである以上に、食フェスの側面が大きい。せっかくだから、少し何か食べていくことに。
迷ったすえに、1つのどんぶりでステーキと焼き肉の2つが味わえる「あか牛よくばり丼」をチョイス。手持ちのお金が少なくなっていた(ATMでおろすのを忘れてた)ため、結局これ1つだけに。
夜のお楽しみ、みんなで踊らナイトで、仙台すずめ踊り。
最後は、TRFのメンバー DJ KOOが登場して何故か「盆踊り」!?
EZ DO DANCE など trf の往年の名曲が盆踊りになって登場。
何それと思って見ていたら、けっこう会場がもりあがっていたのに驚き、2曲目はアリーナに降りて踊りに参加することに。
後で調べてみたらこれが今回初めての試みというわけではなく、東京近辺の盆踊りにDJ KOOさん自身が櫓に登って盆踊りを披露しているんですね。
EZ DO DANCE の盆踊りバージョン、こんな振り付けだったりする。
survival dAnceという曲では、何と郡上おどりの「春駒」の振り付けを取り入れてみごとに決まっていたりする。こんなのありかと!
そして、「日本盆踊り協会」なる団体があることに驚き。
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