成人式、私がおかした痛恨のミスとは?

写真を撮らなかったこと。

自分の成人式姿をおさめた写真が、一枚も残っていないことが今から思えば痛恨のミスです。学生時代のときの写真って、卒業アルバムなどをのぞいてほとんど残っていないのです。

今なら、デジカメやスマホで気軽に写真に残すでしょうし、当日に写真館が満杯でも「前撮り」や「後撮り」が普通に行われたでしょう。でも私が成人した当時はそうしたものはあまり聞かなかったです。フィルムも高かったので、一枚一枚の写真が貴重でした。

さすがに「成人式そのものに行ってない」ということはないですが。
会場に着いたら小学校時代の同級生が何人かいて、しゃべってるうちに会場内に入らずじまいだったりします(笑)。

今日はお出かけのときにたまたま成人式会場の前を通りがかり、会場前に大勢の新成人たちが滞留している様子を見て、思わず自分の成人式の時のことを思い出しました。

ちなみに自分が行ったときは、普通のダークグレーのスーツでした。
私が成人した当時は、男子で着物を着るひとは本当に珍しかったです。10年くらい前から沖縄や北九州で一部の人たちが派手な羽織袴で成人式に行ったり暴れたり、というのはニュースでやってましたが、今はニュースにもならないですね。
その代わり、ここ1~2年ほど、普通の男の子たちが普通の羽織袴をよく着るようになりました。経済的に許されるなら、すごくいいことだと思います。

成人式のときに着物を着られなかったのを、今お祭り行脚で着物を着て取り返そうとしていたりするのはそろそろ卒業しようかなと。

「貧乏を脱出したい」とか「美味しいもの食べたい」のように自分の欲望を満たすために働くのは、スタートダッシュには大きな力を発揮するが、それがずっとは続かない。

自分の欲望のためを越えて、他人や社会のお困りごとを解決したり、他人の喜びのために仕事することを考えていくようになりました。例えば祭りの分野でいえば、「日本の祭りの多くが存続の危機にある」という問題を解決するために、全国の神輿を探訪してらっしゃる、宮田宣也さんのように。この春、彼の生き方が何と映画になるそうな!

今年の私は、「全国のいろんな祭りを見てまわりたい人のために」「私が得てきた経験をすべて出す」のを目標にすることにしました。

がんばって、夏頃までに形になっていったらいいなと思います。

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