- 2017-10-3
- 旅
FBのお友達が、大阪沖縄のフェリーが廃止されるというのを話題にしていたのを目にする。本当ならお名残乗船したいところ、片道2泊3日の時間がとれないので、せめて大阪南港で見送りをしに行くことにしたが、ターミナルから乗り場が遠いし、貨物コンテナのかげになって船体がきっちり写らないし、出発が夜になるので、昼間に出発する神戸港(六甲)へ出直すことに。
阪神御影駅前にある、六甲フェリー乗り場行きバス停。
連絡バス。
人だけで乗船する人が少ないからか、マイクロバスだ!
だからRORO船になるのか・・・
これが、沖縄行きの船が発着する、六甲船客ターミナル。
これがターミナルの内部。
1F入ったところに、チケットカウンターがある。
航路図と運賃。
2等運賃は名瀬(奄美)まで15,120円、那覇までは19,330円。飛行機大人普通運賃の約半額だが、LCCが日によっては大阪~沖縄・奄美へ1万円以下の運賃となる時代、荷物や車両の輸送以外で船を使う必然性は薄れたといえよう。
私でも、船旅そのものを味わいたいとき以外は使わないだろう。
チケット。
とある乗客に頼んで写真を撮らせてもらう。
ちなみに、予約電話で聞いてみたが、神戸~大阪だけを乗船することはできなかった。
かつて関西汽船などだと、神戸~大阪だけの区間利用ができたらしいが。
2F、待合室と乗船口。
かつては関西汽船の沖縄行きなど多数の客船がここから発着した名残があって、かなり豪華で広々とした内部だった。でも、この当時、使用されていたのはマルエーフェリーだけだった。マルエーフェリーはタラップ乗降なので、六甲ターミナル2Fにある乗降口(ボーディングブリッジ)は使用しない。
10月以降、このマルエー撤退後のターミナル施設はどうなるんだろう?
これがこの度「事実上の廃止」となる、琉球エキスプレス。
かつては宮崎へも寄港していた。
タラップ乗降。
出港。
Bon Voyage!
現在ではこの区間はRORO船といって、貨物輸送だけ利用できるらしい(旅客運送は不可)。
神戸発最終日は地元の祭りのために行けなかったのだが、地元の奄美料理店が港で、別れの歌を披露されたらしい。祭りをさぼってでも見に行きたかったな。できればそのまま乗船して沖縄へ・・・
【追記】この日は神戸港ポートターミナルに、SUPERSTAR VIRGOという中国のクルーズ船が入港。マルエーフェリー沖縄便とは違い、こちらはかなり乗客でにぎわっていた。
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