四国の有名な秋祭りである、西条祭りと新居浜太鼓祭りは、後々のネタのためにもぜひ見ておきたいと思い、今治行きの高速バスに飛び乗ることに。
バスのラッピングが、新居浜太鼓祭り仕様だ!
大阪から4時間半ほどで、伊予西条駅前に到着。
祭りの情報を得るのに、観光案内所へ。案内所の向かいにこんなものがあったら素通り出来ないだろう!
ちなみに写真の「十河信二記念館」、島秀雄さんとともに「新幹線をつくった男」として知られる十河信二国鉄総裁を記念して建てられたものである。
観光案内所で、祭りマップと、見どころやバスの時刻などを確認したあと、街にくりだすことに。
だんじりが、祭り最大の見せ場である川入りの場所へ向かうべく、町内巡行しているところ。70台以上のだんじりが一斉に動くさまは壮観である。
「だんじり」といっても、大阪や岸和田のそれとはかなり違う構造。
背は高いし、お囃子も独特だし、最大の特徴は「だんじり」と名がついてるのに「担ぐのが基本」だということ。最近ではこうした台車がついているが、見せ場や川入りでは、台車を外して人力で担いでいくのだ。
この日は雨が降っていたので、全体にビニールがかぶせられていた。
来年以降はぜひ、晴れているときに見物したい。
田園風景を行くだんじり。
予讃本線の踏切を渡るだんじり。
そうこうしてるうちに、だんじりが川入りの会場に到着。
後ろにはだんじりが70台以上勢揃いしてるが、川に入るのはそのうち一部だけ。
あとのだんじりは、川の土手に待機しているだけ。
17時10分、サイレンの合図で川入り開始。
ちなみに晴れていたらこうなる、という様子をYoutubeからシェア。
川入りが終了したらすぐ、バスと電車とを乗り継いで新居浜太鼓祭りへ。
新居浜駅に着いたあと、目の前に来たイオン方面行きバスに乗車。
イオンモール新居浜で夜太鼓が行われるという。
太鼓台がイオンモールの駐車場に勢揃い。
太鼓台の担ぎ上げ。
なんと、太鼓台のメンバーが結婚するらしい・・・
太鼓台は、大阪の「ふとん太鼓」みたいに基本、担ぐようになっているが、移動のさいには台車を使って曳く。
西条まつりも、新居浜太鼓祭りも、同じ時期に開催されるのでハシゴも可能だが、スケジュールはよく確認しておく必要がある。
特に新居浜は、昼間はあまりめぼしい行事が行われない。クライマックスは朝か夜かに集中して行われるので気を付けたい。
新居浜駅へ向かう途中、歩道に線路柄の舗装が!
かつて、ここに軽便鉄道か貨物引込線があったのだろうか。
まさに、鉄道に始まり鉄道に終わる、今回の旅であった。
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