- 2017-5-4
- 祭り見物・体験談
淡路島に、海に入っていくだんじりがあると聞いて、ようやく行ってきました。
毎年、5月3~4日に開催されます。
さすがにGWで、沼島はおろか、地元で宿を取ることすら困難で、大阪から日帰りしました。事前にアクセスは調べて、
三宮バスターミナル 09:25発 >高速バス> 陸の港西淡 10:43着
陸の港西淡 10:55発 >南あわじ市コミュニティバス> 沼島渡船場 11:52着
土生港 11:55発 >渡船> 沼島港 12:05着
という乗り継ぎになる予定だったのだが、GWとあって最初の高速バスが大渋滞。1時間の延着。
最初のコミュニティバスに間に合わず、1便あとのバス・船になり、結局島に到着したのが、14:00着。
島の人いわく「いいところはもう終わってるがな」。
【教訓】渋滞を見越して、1便(1時間)早い高速バスを利用すべし。
場合によっては、高速舞子から乗る手や、船(明石・岩屋経由)から島内路線バスを使う手もあり。
着いたら、船着場から歩いて5分ほどの厳島神社前にて、だんじり・ふとん太鼓(地元では「かきだんじり」と言うらしい)が勢ぞろいして、休憩をとってました。
子供たちは、海辺で水遊び。いいなあ。
そうこうしてるうちに、14:30ころ、神輿が出発。神社へと向かう。
役員の方々や、天狗の方も出発。
神社は、沼島八幡宮。
泊地区の「かきだんじり」も出発、海へと突っ込んでいった。
そしてだんじりも期待にたがわず、海へと突進。
我々は徒歩5分ほどの別会場へ移動。なんでも、ここでも海に突進することが多いのだとか。
大漁旗がたくさんならんでるのが、海の祭りらしい雰囲気を盛り上げている。我々カメラマンが場所取りしてるのは、こちらの奥にある突堤上。
「だんじりが海へと滑り込むタイミングは決まっておりません。また、潮の状態によっては、海へ入らないこともあります。」とあるので、海へと入ってくれるかどうかは運しだい。
昔は旧暦5月15日に開催なので、潮の満ちた状態のときに必ず行われたそうだが、最近はGWにあわせて行われるので、潮の加減は年によって大きく異なる。今年は、祭り時間帯にちょうど干潮だったとか。
それでも、ありがたいことに、何本か突進してくれました。
こちらは別地区のだんじり。七夕飾りみたいなのがすごい。
16時過ぎには祭りもほぼ終わりになり、各町のだんじり倉庫へ戻っていきました。
海に入ったあとのだんじりは、幕や飾りなどをすべて取り外され、真水で水洗いされます。
18時30分、淡路島土生港行きの最終便に乗って帰宅の途につく。
祭り姿のまま手を振る地元に人に、感激。
陸の港西淡19:52発の高速バスにのるも、またまた高速道路が大渋滞で一般道路に迂回するなど、予定では三宮21:13着だが、高速舞子の時点で22時を過ぎていた。
三宮までのバスは往復券を買っていたけど、「途中下車前途放棄」で舞子に降りてJRに乗り換え。300円ほど余計にかかったけど、もしあのまま三宮までバスにのっていたら、終電までに帰れなくなっていたに違いない(これでも実際、地元駅には終電だった)。
大渋滞が予想されるので、くれぐれも早め早めの行動・余裕のある計画を立てないと、破綻します。気をつけたいところです。
神社は高台になっていて、ふもとにはだんじりが止まっている。祭りならではの絶景が味わえました。
思わず、また来年いきたくなりますね。
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