・他人のもの(夫婦・親子も「他人」)
・再入手不可能/困難なもの
・緊急時に必要で、かつレンタルが困難なもの
・1年以内に使うと分かっているもの
・法律で捨ててはいけないものや、捨てると自社が不利になるもの
最近、かさこ塾卒業生のまわりで、片づけや断捨離が流行ってるようです。それ自体はすっきりした生活や開運につながるのですごくいい話ではありますが、たまに捨てすぎて、あとで困ったことになるケースも見られますので、気を付けて断捨離していただきたいと思います。
・他人のもの(夫婦・親子も「他人」)
よく、だんなの趣味の「ガラクタ」をだまって捨てたという話を聞きます。長年集めていた雑誌、本、鉄道模型、コレクターズアイテムなど・・・
いくら自分は要らないといっても、夫婦親子でも他人は他人。が、これがもとで離婚に繋がったケースもあります。空間がないなど、どうしてもという時は、お互いによく話し合ってから。
・再入手不可能/困難なもの
先のコレクターズアイテムなどもそうですが、思い出の品や写真などが該当します。こうしたものを捨てるかどうか迷ってる間に思い出にひたり、掃除の時間が食われることがよくあります。
掃除中に考える時間がもったいないので、迷ったらとりあえずとっておくというのでいいと思います。
ただ、学校時代の図画工作の作品のように「かさばる思い出のもの」は、写真だけとっておいて現物を捨てるという対処方法もあります。
・緊急時に必要で、かつレンタルが困難なもの
ぱっと思いつくものでは「防災用品・緊急食糧備蓄」や、「喪服」というのがあります。
賞味期限がすぎた非常用食品を食べて処分するときは、必ず代わりの品物を買ってから。
洋服の喪服は葬儀場などでレンタルできるらしいですが、和服の場合は「家紋」の問題があるのでレンタルは難しいでしょう。
・1年以内に使うと分かっているもの
キャンプ道具・BBQセット・スキー・マリンレジャー用品・浴衣・コートなど、1年以内に使う可能性が高いものは、ムリに捨てる必要はないでしょう。1年以内と目処を出しましたが、御柱関連の資材のように「1年以内には使わないけど6年後には必ず必要」なものも、当然捨ててはいけないものです(笑)。
逆に、過去1年以上使ってなくて、これからも1年以上使う予定がないもので、「代用品が再入手可能」「かさばるもの」に該当するなら、捨てるチャンスです!
健康器具、ダイエット用品、ジューサーミキサーなど、使ってなくて押入や物置の肥やしになってるもの、ありませんか?
BBQセットも、最近使ってなければ捨ててもOK。最近では行楽地などでBBQセットのレンタルも定着したので、ますますご家庭で保管する必然性が少なくなりました。
・法律で捨ててはいけないものや、捨てると自社が不利になるもの
一定期間保管が義務づけられているものです。
領収書・帳簿類・契約書の類がそれにあたりますね。
少し前、断捨離ブームがありました。
ものを買わせるのがお仕事である民放テレビや雑誌が、やたらと捨てさせるのを煽るのはなぜだろうと思っていました。リサイクル関連業界やヤフー※のマーケティングかと思っていましたが、とある広告会社の戦略訓に
「捨てさせろ」
というのがあり、それでガッテンがいきました。
捨てさせるムーブメントを起こすことで、結果的に消費を煽ることができる。モノがなくなれば、また新たなモノが買える。つまり消費者からみると、お金を使うはめになるというわけですね。(笑)
※日本のヤフーは今や、検索エンジンの会社というよりネットオークション運営会社。
====================================================================お祭り評論家 山本哲也の提供するサービス
1.お祭り専門メディアの制作・運営
2.新聞・雑誌などでの企画協力(インタビュー)
3.テレビ・ラジオの出演
4.お祭りに関する記事の執筆
5.講演・セミナー講師(当面の間オンラインで対応)
6.その他、日本の祭りに関すること(お気軽にご相談ください)
■ 取材・講演等、お仕事のご依頼・お問い合せはこちら:お問い合せフォーム
今までのメディア掲載・出演実績はこちら。