- 2016-4-29
- 祭り見物・体験談
東大阪市の、布施駅前だんじりパレード・長瀬だんじりパレードへ行ってきました。
東大阪のだんじりは、伝統的夏祭り・秋祭りでは神社単位で運行されていて、通常、岸和田や堺みたいにパレード形式で町中を一斉に走り回ることはありません。だから東大阪市内にはだんじりが約55台と、けっこうな数あるにもかかわらず、東大阪のだんじり祭りはまさに「マニアのみぞ知る」世界に。ちなみに岸和田市が約80台、大阪市が約70台、堺市が67台で、東大阪市はその次に多い「隠れだんじり王国」なのです。
そこで何年か前から、駅を中心にパレード形式でだんじりを披露するイベントが毎年4月29日に行われるようになりました。
お昼12時頃、布施ビブレ前にだんじりが集結。記念写真を撮る(上記写真)。
そのあと、駅前北側バスターミナルにだんじりが移動。
追い出されたバスは運休、ではなく駅南側に臨時バス停ができますのでご安心ください。ちなみに5月8日のふれあい祭りでも、同様の対応がとられます。
13時頃、式典のあと、お囃子パフォーマンスが披露されます。
場所
そして夕方には、JR長瀬駅前パレード。
駅前でパレードしていたようですが、気が付いたときにはもう移動して、駅近くの公園でパフォーマンス大会が行われてました。1基(1つの町)ずつお囃子を一通り(約3分)披露するというものです。
東大阪のだんじりは岸和田や堺みたいに「やりまわし」をみせるような派手さはありませんが、彫り物やお囃子などに、マニアたちを引きつける「味」というものがあります。この日も、全国から「だんじりマニア」の方が多数、布施に来られていました。
マニアでなくても、ご近所のひとも、祭りということで多数遊びに来られてました。
大阪の祭り好き・だんじりマニアであれば、わざわざでも行く価値があると思います。
場所
それにしても前日、読売新聞夕刊にデカデカと顔写真が載ったにもかかわらず、だれにも気がつかれることもなく祭りをゆくことができました。ほっと一安心。
ひょっとして意外と新聞が読まれてないのか、それとも知っていても気が付かないふりをするという「大人の対応」をみせてくれたのか。
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