お祭り評論家になったきっかけとは?

よく聞かれる質問シリーズであり、先日も某所のインタビューや、セミナーでの質問コーナーでも聞かれたので、ブログにまとめてみようと思います。

一応子供の頃から「だんじり囃子」を聞いて育ち、祭りとか賑やかなことは大好きでしたけど。、今のように、祭りが仕事になるということは学生時代には考えもつかなかったことです。

祭りに目覚めたきっかけは、学生時代に遊びに行った「青森ねぶた」。
ねぶたは、衣装を着れば観光客でも誰でも祭りに参加できるのが最大の魅力。頭の中が空っぽになるまでハネ続け、何かが一皮むけたような気になりました。

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その後は普通に技術系の仕事に就職(一応大学は理系でした(汗))、向いてないと言われて1年半で退社。半年ほど猛勉強して、コンピュータ専門学校に教員として転職。
当時インターネットが出始めの頃で、勤務の傍ら趣味でつくっていたお祭りのホームページをきっかけとして、当時パソコン通信だったニフティで「お祭りフォーラム」のシスオペをつとめたり、独立後はなぜか旅行雑誌の連載の仕事をいただいたり、起業学校の仲間のご縁があって編集プロダクションに半年ほどお世話になったりして、いつの間にか「トラベルライター」になってました。
その後、執筆以外にもラジオ・テレビ出演・講演の仕事などが入るようになって、肩書きを変えた方がいいよねということで、「お祭り評論家」という肩書きにかえて今に至ります。

面白いもので、「トラベルライター」時代は取材するのが仕事でしたが、肩書きを変えて「お祭り評論家」になったとたん、取材されるのがお仕事になりました。1回のギャラは自ら執筆する場合の半分から1/3になりましたが、数をこなせるようになり収入はむしろ上がりました(笑)。

もし大学入学前に「祭りで食べていきたい!」と思っていたら、大学で民俗学か文化人類学か宗教学か社会学かを専攻してそのまま博士課程まで突っ走り、大学か研究機関に就職することを目指していたでしょう。あるいは、大学(学部)卒業後に出版社か新聞社に就職し、フリーライターを経て評論家業になっていたでしょう。

ある意味、目標を決めない成り行き的な人生ではありますが、成功法則にあるような「目標設定を紙に書く」ようなやり方だと、おそらくこういう仕事をやってることは夢にも思わなかったでしょう(笑)。

やはり、自分の趣味をもとにホームページをひらいたのが大きいと思います。20年前とはちがい、今でしたら、ブログで情報を発信し続けると、よりお手軽に自分の知識をシェアできて思わぬ世界が広がるかと思います。

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