- 2014-5-28
- 鉄道・電車旅
「お祭り野郎」といえば、普通だと、ハードウエア(だんじりや神輿そのものの物体の構造の違い)か、ソフトウエア(かつぎ方とか、お囃子の種類や、演奏の仕方など)に興味を持つ人が多いと思います。
変わったところでは、祭りのご馳走とか、祭り独特の建物や部屋のしつらえとか、祭り組織の組織論(青年団とか、町内会とか・・・)まで踏み込むと、ほとんど社会学や民俗学の世界になります。
で、私の場合ですが・・・
実はもともと、旅行好き+着物好きで、「いい旅見つけた」など、トラベルライターを経て、お祭りの世界へと入っていったのでした。
その名残で、オールアバウトさんで絶賛執筆中の「日本の祭り」も、国内旅行カテゴリーにあります。
ちょっと気色の変わったお祭り野郎だと言われるわけは、こんなところにあると思います。
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それで、今日は、祭りとは関係ないけど旅のお話し。
今日もふと見ていたサイトが、都会の真ん中にある秘境駅「東成田駅」について。
今では空港業務につく人の通勤客がメインの駅ですが、現在のターミナル直下に空港駅が出来るまでは、ここが「成田空港駅」であり、ここからバスで空港ターミナルまで行っていたそうです。(画像はwikipediaの「東成田駅」より)
この駅看板やレストラン売店の跡など、今もそのまま残ってるかもしれませんね。
今では昭和レトロなテイストたっぷりな面白い駅ということですが、当時は成田空港駅までが既に時間かかる上に、駅を降りてからバスの乗り継ぎまであって、海外旅行者にとって相当面倒な存在だったに違いありません。
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で、その次に見入ってしまったのが、大阪と札幌を結ぶ寝台特急トワイライトエクスプレスが今朝廃止発表ということで、ついでにふと見つけた、珍しい動画。
「迂回北斗星に乗って~21時間56分の旅路~」
この日は台風の影響で、東北本線岩沼付近が通れないため、上越・羽越・奥羽線まわりで大きく迂回して札幌まで行ったというもの。この時点で2時間40分遅れが確定。おまけに青森で機関車がトラブルでさらに2時間以上の遅れが追加。
いつもとは違う機関車がついてたり、北斗星がいつもとは違う路線を走るので、ホームや沿線はカメラを構えた人が集まり、ちょっとした祭り状態(笑)。
大宮の次は函館にとまります、というアナウンスがとってもシュール。なんと16時間ほどノンストップ(実際は時間調整や乗務員交代や機関車付け替えなどで運転停車はしてますが、乗降のドアは開かない)。
特急料金は当然払い戻しだけど、北斗星にのること自体が目的の人はラッキーだったかも!?
祭りが好きだけど、旅も大好きなので、こういうのにも不思議とときめくんですよね~。
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