岸和田だんじり基本の楽しみ方、番組で話せなかったこと

本日はABCラジオ「柴田博のほたるまち旅行社」をお聞き下さいまして、まことにありがとうございます。
ラジオから自分の声を聞くのは、とても不思議な感じがします。

さて、ラジオで紹介させていただいた岸和田だんじり祭り、ラジオの短い時間でお話できなかったこと・忘れたことをこそっとご紹介します。
本編で言ったことは、ネタバレになるので、番組をお聞き下さった方だけの秘密とします(笑)。

1.駅に着いたらまずマップをもらおう

南海岸和田駅に降り立ったらまず、だんじりマップを配布されてるので必ず受け取りましょう。でないと、広い町内で迷うようになります。
※事前に岸和田市のサイトでダウンロードしていくのも手です。
平成27年9月祭礼(岸和田地区・春木地区)だんじり祭マップ【岸和田市役所】

2.移動のときは裏道を

表通りはだんじりが通るときは道路が封鎖されます。
裏通りに精通しておかないと、目的地や駅になかなかたどり着かないということになりかねません。とくにツアーの集合時間など、後の予定がある人だと大変です。そこで、駅でもらうマップが重要になります。場合によっては、スマホでGoogleマップを併用すると、裏道探索がより便利になるでしょう。

3.曲がり角が最大の見どころ

初めてのだんじり見物、広い岸和田の町内で、どこで見たらいいのか、というのが最大の関心事だと思われます。やはり、高速でだんじりがコーナーを曲がる「やりまわし」でしょう。

ということは、曲がり角で待機してると、次々とやりまわしが見られる・・・はず? 南海岸和田駅前とか、「カンカン場(ショッピングモールの近く)」とか、堺町のS字カーブとか。人がたくさん待機してるところが、だんじりが曲がるポイントだと思って間違いないでしょう。

コーナーの内側になる部分は、人がいないからといって近づくと、たいてい警察やだんじり役員に排除されます。危険だからです。あと、本番の日のカンカン場には、有料観覧席が設置されます。チケットは全国のプレイガイドなどで発売されます。

なお、岸和田では、夕刻(19時頃~)の灯入れ曳行(ひいれえいこう)の時にやりまわしは見せません。夜のやりまわしが見たい方は、岸和田ではなく、泉北深井などへ行ってみてください。

4.だんじりが事故したときではなく、見事に曲がったときに拍手する

だんじりをぶつけたり転倒させたりする場面がかつて、ワイドショーを通じて全国的に有名になったわけですが、それが本当の見どころではありません。だんじりをうまく曲がるようにするのが腕の見せ所なわけです。
くれぐれもお間違えにならないよう、ご注意ください。

いよいよ明日、試し引きですね。
雨の予報らしいですが、ぜひ、楽しんでいってください。傘ではなくカッパなどの雨具を忘れずに。

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