- 2015-7-28
- 鉄道・電車旅
もうすぐ8月22日札幌発をもって、寝台特急北斗星が廃止されるそうで、1ヶ月前の10時には一秒ほどで完売だったようですね。
その北斗星の下りソロに、先日幸運にも乗車してまいりました。
3日前の21時頃に開放ハネ喫煙上段はとっていたのですが、直前のアップグレードができたらいいなということで、せめて禁煙下段になったらラッキーと思い、発車直前80分前に上野駅みどりの窓口に並ぶ。
そこで、なんと喫煙のソロ上段があいているとのこと。窓口職人も驚いてました。
即「お願いします!」ということで乗車変更。
上野東京ラインができて、上野始発の東北線列車が少なくなったの図です。
トーサンバン(13番線ホーム)のロビーカー乗車口には、列車到着前からシャワーカードを買う(シャワー室予約の)列でいっぱい。
そうしてるうちに到着。
この日の北斗星は銀釜(本来ならカシオペア用)での運用でした。
上野駅には機まわし線がないため、「推進回送」といって機関車が客車を押してホームにやってきます。半分ドアを開けて運転士さんが操作してるのは、非常ブレーキ。
カシオペアでは、最後部の展望スイートで同様の操作を行ってるようです。
無事シャワーカードも購入完了。
タオル・シャンプーセット込みで750円。タオルはもったいなくて使えませんでした。
そうこうしてるうちに、お見送りをうけて16時20分、上野駅を定刻通りに出発進行!安全ヨシ。
今回の乗車券・寝台券・個室のカードキー・そしてロビーカーで買ったシャワーカード。
ソロ個室、こんなお部屋でした。(翌朝に撮影)
荷物を置いてロビーカーへ。
これは翌朝撮影なので人が少ないですが、発車すぐだと乗客で一杯、座るところありませんでした。
別の時間に、反対側を。
そうこうしてるうちに、シャワー予約の時間がきました。
こんな感じで、6分間使えます。
6分といっても、お湯の勢いが弱いので、女性や髪の毛がロングな人は厳しいかも。
※途中で止めれば時間のカウントも止まります。ただし、ドアのかぎを開けるとリセットされてもうシャワーが出なくなる仕様なので要注意。
寝台車のシャワールームを体験したコトがない人は貴重な経験になりそうですが、上野近辺の銭湯ですます人も多いとか。
食堂車ではディナーのセッティングが完了しているが、予約してないのでいただけず。予約なしで利用可能なパブタイムまで待つことにして、ロビーカーや自室や車内探検など。
列車最後部からの車窓。またの名を「立席スイート」(笑)
ゆっくりしすぎて、20時頃にはパブタイム待ちの長蛇の行列が。結局、1回転目に入ることはできませんでした。2回転目の4人目くらいにようやく順番がまわってくる。ちなみに1人でいくと間違いなく相席になるので覚悟しましょう。
パブタイム営業開始の車内放送を聞いてからだと、たぶんラストオーダーには間に合わず、食事にはありつけないでしょう。聞くところによると、食堂車の調理スタッフが「ワンオペ」だとか。だからオーダーから30分くらい待たされるのでしょう。
今回オーダーしたのはビーフシチューセット(2570円)とグラスワイン。
この日は七夕だったので、こんな笹飾りもロビーカーに。
盛岡をすぎたあたりで、おやすみなさい・・・
時刻表上は通過扱いの「運転停車」駅だが、ここでかなり長時間止まる。
おかげで、ぐっすり眠れたりするのですがw
国鉄時代を彷彿とさせる案内板。
夜明けの青森駅。
朝4時過ぎに青森を静かに出発、北海道新幹線の新しい駅や、
青函トンネルをいつの間にか通過し、こんな風光明媚な区間を通過して、
函館に到着。
機関車交換のイベントがあるので、みんな降りていく。
津軽海峡を渡るED79から、
DD51の重連へバトンタッチ。
【ここから追記】
函館を出発してすぐ、食堂車の長蛇の列に並ぶ。下り北斗星は朝食の時間に余裕があるものの、並んでおかないといつメシにありつけるか分からないから。
北斗星の食堂車はパブタイムでもそうですが、営業開始後1回転目で入りきれなかった人は名前と人数を聞かれ、その後ロビーカーで待てばいいようになっています。
順番が来たら係員が名前を呼んでくれる仕組み。
聞くところによると、カシオペアの食堂車はひたすら並び続けないといけないらしいので、大変ですね。
そうこうしてるうちに2回転目で順番が来て、朝食に。
洋定食を注文。
大沼公園の景色をながめながら、とはいかなかったですが、森~長万部あたりの内浦湾や牧草地帯をながめながらの朝食は忘れられない体験となりました。
まもなく終点札幌に到着というまさにそのとき、人身事故があったためサッポロビール庭園駅で1時間45分ほど足止め。
個室でちょっと居眠りしたり、車内探検に行ったり。
空き室になったソロ下段を撮影したり。
使った形跡がないような気もするが・・・
そして無事札幌に到着。
まだ北海道には昔ながらのホーロー引き看板が残ってることに驚き。
いつまでもそのままでいてほしい!
お祭り評論家 山本哲也の提供するサービス
1.お祭り専門メディアの制作・運営
2.新聞・雑誌などでの企画協力(インタビュー)
3.テレビ・ラジオの出演
4.お祭りに関する記事の執筆
5.講演・セミナー講師(当面の間オンラインで対応)
6.その他、日本の祭りに関すること(お気軽にご相談ください)
■ 取材・講演等、お仕事のご依頼・お問い合せはこちら:お問い合せフォーム
今までのメディア掲載・出演実績はこちら。